FXにも年間サイクル(トレンド)がある

FXは1年を通じてほとんど休みなく取引することが可能ですが、年間を通じて全く同じような相場が続くわけではありません。株価が企業の決算時期や年末年始に合わせて特徴的な動きをするように、為替市場も年間を通じて特徴的な動きをします。

為替市場における主役は金融機関やヘッジファンドですが、実際に取引しているのはこれらの組織に雇われている為替ディーラーです。

欧米ではほとんどの為替ディーラーが金融機関などと1月〜12月までの年間契約を結んでおり、契約期間中の運用成績で次年度の契約を更新するかクビにするかが決まります。

為替ディーラーが作る年間トレンド

契約が始まったばかりの1月〜3月頃、多くのディーラー達は消極的な取引に徹します。1年間で相場がどのように動くのか予想し、作戦を立てたり年間計画を組み立てているからです。どのディーラーも大きな取引を避けるため、値幅が小さい揉み合い相場になる傾向があります。

4月〜6月は多少の勝負を仕掛け始める時期です。1月〜3月の値動きから今後のトレンドを見極め、プロならではの騙し合いとなり本格的な相場に突入します。値動きは荒くなり、大きなトレンドが発生することもあります。

7月〜9月期は6月までのトレンドの継続・反転を見極める時期です。経済発表や政策予想に合わせてトレンドに追従するか否かを決めます。

10月〜12月は決済時期です。ディーラーはこの時期までに結果を残さなければ、来年以降の仕事がなくなってしまいます。また、年末までにポジションを精算して雇い主に年間成績を示すことが必要です。

激しい値動きを伴うよりも利確タイミングを見計らうための静かな相場になりやすく、決済が済んだディーラーが相場に参加しなくなるため、年末に近づくほど落ち着いた値動きになります。

当然ですが、一般の個人トレーダーは為替ディーラーのようなプロが作った相場に従うのが賢明です。彼らの作ったトレンドに便乗することだけを考え、欲張らず無理のないトレードを心掛けましょう。


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