トレール注文はレートに従って注文価格が自動的に変化する

トレール注文とは、相場の値動きに合わせて注文価格が自動的に変更されていく逆指値注文のことで、新規・決済の両方に使えます。

この注文方法の目的は、為替レートをトレールする(追いかける)ことにより、決済時では最低限の利益を確保しつつ可能な限り利益を伸ばし続けることで、新規注文時では可能な限り有利な価格で建玉することができます。

ポジションを持っている場合、含み益の減少を食い止めることから「トレールストップ注文」と呼ばれることもあります。

トレール注文の種類

トレール注文は、新規・決済の注文が可能ですが、現在の為替レートからトレール価格を設定する新規注文と、トレール開始価格(トリガー価格)を指定してトレールを始める新規注文、トレールで利確・損切りの決済注文する場合の3種類あります。

1,現在のレートからトレールで新規注文

現在、相場が下降トレンドの最中にあり、上昇に転じるところで買いたいと仮定します。

トレール幅を設定して逆指値の新規買いを注文すれば、トレンドが上昇に転換した場合、トレール発注後の安値から予め設定したトレール幅値上がりした時点で注文が執行され、上昇トレンドに乗って利益を狙います。

「いますぐに買いたいとは思わないが、できれば上昇トレンドに乗っかりたい、でも、なるべく安く買いたい」ときの注文です。

2,トリガー価格を指定して新規注文

1と同様、相場が下降トレンドの最中にあり、上昇に転じるところで買いたいと仮定します。

予め発注の引き金となる価格(トリガー)を設定し、トリガーまでレートが下落したら新規買いトレール注文を発動させます。トレール発動後の安値から設定したトレール幅の値上がりにより逆指値注文で新規買いが執行され、上昇トレンドに乗ることが可能です。

「できるだけトリガーよりも安値で買いたい、しかも、上昇トレンドに便乗したい」という時に使います。ただし、レートがトリガーまで下がらなければ発注されることはありません。

3,現在価格からトレールで決済注文

上昇トレンドの最中にあり、すでにロングポジションを保有していると仮定します。

はじめに、トレール幅を設定してから逆指値の決済売りを注文します。

これにより、より多くの利益を確保するため、上昇トレンドの継続に追従するかたちで自動的に逆指値注文が切り上がります。高値からトレール幅の下落が起こった時に決済売りが執行されます。

「限界まで利益を伸ばしたい、でも、損失は限定したい」という場面で有効です。

トレール注文の弱点

トレール注文はトレール幅の設定が肝心です。幅が狭いと少しの値動きで損切りする回数が増えてしまうし、広すぎても約定しなかったりして利益を積み上げることができません。

特にFXでは、レンジ相場で使うよりも、明確なトレンドが発生する場面のほうが使いやすい注文方法と言えます。


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